寝ている間に虫に刺されていて、起きたら痒くて痒くてたまらない~!ってことありますよね?

おい誰なんだ?誰なんだ私を刺したのは!
ただ、それが何の虫刺されなのか分からないと対策のしようもありません。
この記事では寝ている間に刺してくる虫として代表的な蚊・ダニ・ノミの刺され跡の違いを比較していきます。
あなたが何の虫に刺されたのか分かる助けになれば幸いです。
目次
百聞は一見にしかず!まずは画像で見比べてみましょう
【蚊の刺され跡の画像】
【ダニの刺され跡の画像】
【ノミの刺され跡の画像】
それぞれ見比べただけでもなんとなく特徴がありますよね?
この時点で確信をもってあなたの刺され跡がダニの仕業だと思ったらもう続きを見る必要はありません。
こちらのページにダニ退治の方法がまとめてあるのでそれを参考にダニ退治してください。↓↓
それでは虫刺されの続きを解説付きで見ていきましょう
蚊の虫刺されの特徴

蚊
人を刺す蚊の種類
ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)・イエ蚊(アカイエカ・チカイエカ)
刺される環境の特徴
蚊は屋外に生息していますが、人を刺すために屋内に侵入してくることも多いので屋内外問わずよく見かける害虫です。
刺される部位の特徴
蚊は肌が露出されている場所を刺してきます。
ただし薄手の服の場合は服の上から刺してくることもあります。
刺された跡の特徴
刺された直後から水膨れができますが、早ければ腫れは数分で治まり、痒みは1日ほど続きます。
刺される個所は多くても数か所で、1部位を大量に刺されたりすることはありません。
刺される時期や時間の特徴
蚊の発生時期はみなさんご存知、夏ですね。だいたい毎年梅雨~秋にかけて発生します。
ダニの虫刺されの特徴

ツメダニ
人を刺すダニの種類
ツメダニ・イエダニ
(マダニは屋外で刺されることが多いダニなのでここでは除外します)
刺される環境の特徴
現在ではダニに刺される場合、そのほとんどがツメダニによるものです。
ツメダニはより小型のチリダニをエサとしていて、チリダニはエサとなる人のフケや垢などが豊富で湿度が高い環境で爆発的に繁殖します。
ですのでダニ刺されの被害に遭う場所の9割は自宅の布団の中です。
反対にイエダニの被害にあう場合は、イエダニはネズミや鳥などを媒介とする害虫なので、イエダニの被害にあうのは家にネズミが入り込んでいる場合か、ハムスターやインコなどの小動物を飼っている場合です。
もしイエダニの被害にあった場合はダニ対策よりも入り込んだネズミの駆除やペットへの対策を行ってあげましょう。
刺される部位の特徴
ツメダニ、イエダニ両方に言えるのは太ももの内側や脇腹(わきばら)、二の腕の裏側などの皮フの柔らかいところを刺すことです。
体長0.3mmと目では見えないほど小さいので、蚊と違って下着の中でも関係なく刺してくることも特徴です。
刺された跡の特徴
ツメダニに刺された場合は、まずは蚊とは比べ物にならないほどの痒さが特徴です。
遅延型のアレルギー反応なので刺された瞬間は気づかず、寝ている間に刺されて朝起きたら痒みに気づくことがほとんどです。
必ずではありませんが、蚊と違って近くを数箇所まとめて刺してくることが多いです。
痒みがなくなるまでの期間は約1週間です。
イエダニの刺され跡の画像はありませんが、イエダニは刺す場所はツメダニとほぼ同じですが、イエダニはツメダニと違って刺すだけでなく吸血してくるので刺され跡の中心にしこりや水疱ができます。
痒みが続く期間もツメダニよりもさらに長く、10日ほどは痒みが続きます。
刺される時期や時間の特徴
ダニの繁殖時期は4月~9月と言われていますが、適度な湿度があり暖かければ冬でも繁殖できるので、現在の気密性の高い住宅では冬でも快適な温度と湿度を保っている部屋も多いので、そういう場所では一年中刺される可能性があります。
ダニは光が苦手なので主に夜、私達が就寝して電気を消してから活動が活発化します。ですので夜の寝ている間が一番被害に遭いやすいです。
ツメダニの対策については当サイトで詳しく解説していますのでそちらを参考にしてください。
よく言われている常識的なダニ対策が実は効果が無かったりするので時間を無駄にしないためにもしっかりした知識を身に着け、効果的な方法で対策しましょう。
ノミの虫刺されの特徴
人を刺すノミの種類
ネコノミ・イヌノミ・ヒトノミなど
刺される環境の特徴
ノミは寄生する対象によってネコノミ・イヌノミ・ヒトノミなどと種類が分けられますが、主な寄生対象がそれというだけで、それぞれネコ・イヌ・ヒトにしか寄生しないということはありません。
普通にネコノミがヒトを刺してきますし、イヌのみがネコに寄生することもよくあります。
本来、人間に寄生するノミはヒトノミですが、現在では衛生環境の改善によりヒトノミによる被害はほとんどありません。
現在の人間の主なノミ被害はネコノミによるもので、その経路はペットが外でノミを持ち帰ってくる場合か、ノミに寄生された哺乳類(ネズミ・ネコ・イタチ・ハクビシンなど)が家の中へ侵入してくる場合がほとんどです。
ただしペットを飼っていなかったり哺乳類が家の中に侵入していなくても、野良猫が外に落としたノミが偶然通りかかった人に飛び移って寄生されるケースもあるので他の生き物との接触が全くなくてもノミに刺されることはあります。
刺される部位の特徴
ノミはその強い後ろ足で地面からジャンプして人間に飛び移るので膝から下を刺されることが非常に多いです、
ただし必ずということはなく、寝ている間に刺される場合では膝下以外にも刺してくることがあります。
ノミはダニと違って光に集まってくる習性があるので、日中に刺されることも多いです。
刺された跡の特徴
ノミの刺され跡の一番の特徴は刺され跡の真ん中が水ぶくれのようになってしまうこと、そして一度に大量に刺してくることです。
例えば膝から下が大量に刺されていて、その刺され跡の真ん中に水ぶくれができていればノミの可能性が高いです。
ノミ刺されは刺されてから1日~2日後から激しい痒みと腫れが出始めます。
その強いかゆみは治りも遅く、痒みが治まるまで早くて1週間、長ければ1か月かかる場合もあります。
刺される時期や時間の特徴
ノミの発生時期は5月~11月で、寒い時期以外は発生します。
まとめるとこんな感じです
蚊 | ダニ | ノミ | |
![]() | ![]() | ![]() | |
人を刺す種類 |
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刺される環境 |
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刺される部位 |
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刺され跡の写真 | ![]() | ![]() | ![]() |
刺され跡の特徴 |
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時期や時間 |
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いかがでしたか?
この記事では虫刺されの犯人として特に代表的な3種の害虫をご紹介しましたが、あなたの虫刺されの犯人は見つかったでしょうか?
また、ここに挙げた以外にも人を刺す虫はたくさんいますので、もし見つからなかった場合は他の虫か、あるいは何らかのアレルギー症状や皮膚疾患である可能性も否定できません。
根気よく調べてもよく分からない場合は、結局思わぬものが原因だったりすることもあるので皮膚科に相談に行くのも1つの手だと思います。
あなたの虫刺されの犯人がダニだった場合には、当サイトではダニ退治の方法をご紹介していますのでぜひそちらを参考にダニ退治してみてください。
よく言われている常識的なダニ対策が実は効果が無かったりするので、時間を無駄にしないためにもしっかりした知識を身に着け、効果的な方法で対策しましょう。
>>ダニ退治の方法のページはこちら<<
最後まで読んでいただきありがとうございました。